#17_ 移動平均線の集束&拡散
MAを使った値動き予測で、初心者の方にも非常に分かりやすいのが、
短期・長期MAが狭い価格帯に集まった後、パッと 上 か 下 に離れて拡散して行く動きです。
MA同士の間隔の集束・拡散はトレンドの勢いの加速・失速を見抜くための判断材料となります。
図2-22 は ポンドオージー(GBPAUD)の 5分足チャートに
20sma、75sma、200sma、240sma(= 1時間足チャートの 20sma ) などを表示したものです。
図2-22 MA、上位足MAの集束・拡散の実践例
このMA拡散の動きに合わせてショートすれば、急落を利益に変えることが出来ます。
このことが分かっていると、長短MAが横ばいで推移[すいい]
추이 して狭い価格帯に密集し始めたら
「この後、MAが拡散するような大きな動きが起こるのではないか」とあらかじめ構えておくことが出来ます。
MAの 集束 と 拡散 は分かりやすいエントリーチャンスになります。 ただし、
この「MAの束を抜けるか、束に絡み合ったままか、束の上に乗ってしまうか」の判断を間違えると、最悪の事態[じたい]
事の有様・成行き。
사태になることもありますので、
早過ぎるエントリーはしないようにしてください。 特に、そこに大きな時間足のMAも位置しているような時は要注意です。