移動平均線の並び

重要度 ★★★☆☆
頻出度 ★★★★★
エントリー根拠 ★☆☆☆☆
精度 ★★★☆☆

平均値というのは期間が短いものほど、現在のレートの影響を受けやすくなります。 

20sma75sma なら、期間の短い 20sma のほうが現在のレートの動きにいち早く反応して、その値動きを追いかけるスピードも速くなります。 

そのため、期間の異なる MA を複数表示すると、その並びの変化からもトレンドや勢いの状況を判断できるのです。 

リオン式は 5分足チャートが執行時間足で、20sma75sma200sma という、主に 3 つの期間の MA を使います。 基本的な見方としては次のようになります。 

  •  ● 上昇トレンドなら MA の並びは上から順に 20 ⇒ 75 ⇒ 200
  •  ● 下降トレンドなら MA の並びは上から順に 200 ⇒ 75 ⇒ 20

レート(ローソク足)が一番上にあって、その下で期間の短い 20sma がレートを追いかけ、20sma の下に 75sma75sma の下に 200sma が位置している状態が上昇トレンド。 その逆が下降トレンドです。 

MA とローソク足の関係性

日々、MA とローソク足をセットで見続けて行くと、MA の並びや傾き[かたむき]
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から「今、レートはこういう状況なんだ」と分かって来るようになります。 

そこで、文字だけで 20sma75sma の状態を説明して、その時のレートの位置やトレンド、勢いがイメージ出来るかどうか、ドリルを作ってみました。 

20sma75sma が以下のような並びと傾き[かたむき]
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にある時、ローソク足はどこにあって、現在はどんな状況にあるかをイメージしてみてください。 

それぞれのレートの位置と、その時の状況についての解説は図2-18のようになります。 

図2-18 移動平均線ドリル①から⑥の答え

図2-18 移動平均線ドリル①から⑥の答え

図2-18 移動平均線ドリル①から⑥の答え

このように期間の違う MA の傾き[かたむき]
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や並びの変化だけでも、レートの現在の位置や値動きの状況が分かります。 



2-14-01 2-14-02 2-14-03
2-14-04 2-14-05 2-14-06

図2-18 移動平均線 ドリル①から⑥ の答え 내가 다시 정리