#09_ ローソク足のライン突き抜け
ローソク足自体は設定された、ある一定期間の値動きを示しているだけですから、1本だけ見てもトレンドは分かりません。
ただ、ローソク足1本の勢いが非常に重要になる瞬間があります。 それが、これまで見てきた相場のサポートやレジスタンスとなるラインをローソク足がどんな形で抜けるかです。
基本的な状況判断は、
といったもの。 ローソク足が、重要な Support / Resistance Lineや移動平均線をどのように抜けるか、抜けないで止まるか、ほぼ跳ね[はね] 、跳ね返される
⇒ 依頼や要求に取り合ってもらえないこと。
はね返される返された形で終わるか、その「抜け方、止まり方、跳ね返され方」も注意して見てください。
図2-14 の右側のように、同じレジスタンスラインを上に抜ける時も、大陽線で抜けて次の足も陽線の時もあれば、小陽線でまたぐ、抜けたものの失速して上ヒゲの長い陰線でまた割り込む時もあります。 大陽線で抜けたものの勢いが継続せず、次のローソク足が陰線や上ヒゲの長い陽線で終わってしまうパターンもあります。
大陽線で抜けて陰線でラインにタッチして次の大陽線で再び大きく上昇するパターンもあります。 これは3本のローソク足で Support / Resistance Lineにリバースタッチした値動きになります。
このようにサポートやレジスタンスとなるライン上でローソク足がどんな動きをするかがポイントです。
例えば、今まで抜けなかった固いラインをローソク足が大きな形状で、勢いよく抜けて確定した場合、ブレイクした方向に行きやすくなります。 その次の足をよく観察[かんさつ]
관찰してエントリーのヒントにして行きます。