3-21_【FX】リオン式 Zone トレード準備編

ここからは「リオン式 Zone トレード」とは何か、本書の核となる部分について解説して行きます。 

Zone トレードの考え方の根底にあるのは「値動きはレンジ相場とトレンド相場を繰り返す」というものです。 

図3-27 ポンドオージー(GBPAUD)をはじめ、 

様々な通貨ペアの 2013年 10月 から 2022年 9月 までの 長期週足チャートです。 

図3-27  : 様々な通貨ペアの2013年 10月~2022年 9月の週足チャート

レートは2国間の力関係で決まって行きます。 強い国の通貨が上昇し、弱い国の通貨は下落します。 

その上昇や下落の間にも、値動きが一定の値幅内で揉み合っている時期があるのは分かりますよね。 

一般的に為替相場の 約 70% はそういったレンジ相場、残りの 約 30%が一方通行の上昇 や 下落が続くトレンド相場と言われています。 

約 70%のレンジ相場は、トレンドが出ていなくて取引しづらいから見送りという判断もあります。 

でも、「トレンド と トレンドを、レンジが繋いでいる」のだから、リオン式 Zone トレードではレンジ相場の頭から次のトレンド開始を狙って行きます。 

そうすると、成功した場合、

「レンジの値幅 + 次に始まったトレンドの終わり」

までを獲ることが出来ます。 

私が目指しているのは常にそこです。 



3-22_【FX】 果敢[かかん]
과감
にショートを入れて行くための基本戦略

では、様々な値動きの中でどのようにショートして利益を得て行くか、リオン式 Zone トレードの手順を解説して行きましょう。 

図3-28 は 2022年 7月 18日 から 8月 4日までの ポンドオージー(GBPAUD)の1時間足チャートです。 

図3-28  : ショートでエントリーする基本的なポイントと手順

レンジ相場に入った状況からショートが狙えそうな場面は、

● 下げ相場の中で中段保ち合いが起こってから再び下げが加速している のような場面

● 下げ相場の中で、75sma4時間足ミドルに絡みついて、右肩下がりのレンジ相場が続いている②のような局面

②の後は、下げトレンドが加速せず、上昇相場に転換しています。 

● その後、急騰して上昇トレンドが継続しそうになったところで、 ダブルトップ をつけて天井圏から下落に転じて行く③の局面

③のような上昇トレンドの天井圏から いち早くショートエントリーを狙って行くのが、リオン式 Zone トレードの 真骨頂[しんこっちょう]
それの真価である姿。真面目(しんめんぼく)。
진골정, 진면목
です。 

むろん急上昇後、いつ下降トレンドに回帰するのか、もしくはそのまま上昇トレンド入りしてしまうのかは誰にも分かりません。 

そんな場合は、現状の高値を『最高値』ととらえ、そこを超えたら損切りと設定して、「上昇の勢いが 弱くなった」と感じたら、 果敢[かかん]
과감
にショートエントリー
します。 

まだ、上位時間足に明確な下げの示唆[しさ]
直接的に指し示すのではなく、間接的にそれと判断されるような形で(多分に断片的に)手がかりを提供すること。
제안
が出ていない場合、「下がらない」と判断したら、薄利[はくり] 
利益がすくないこと。わずかの利益。
で逃げばます。

しかし、このトライは 2回ぐらいが 限界かと思います。 



3-23_【FX】天井圏のダブルトップを Zone で攻略する方法

図3-28 の ③ のダブルトップ形成付近を拡大したのが 図3-29 の 1時間足チャートです。 

ダブルトップの最初の高値をつける過程では細かい高値を 2度つけており、こちらもひとつの小さなダブルトップ と見なすことが出来ます。 

図3-29 : 1時間足チャートで見る天井圏のダブルトップ攻略法

そこに出現した高値や安値を使って Zone を設定し、ショートを狙って行きます。 

いわばダブルトップ完成前から早めに仕掛けて行く形です。 

まずは MA の並びに注目しましょう。 

図の左側の上昇局面では、大陽線 a が出現。 それまでのレンジ相場の上限をブレイクし、急上昇が続きました。 

ただし、MA の並びは一番上に週足ミドル、次に日足ミドル、その下に 4時間足ミドルなので、長い目で見ると、この上昇は下降トレンドにおける反発局面。 

ようやく週足ミドルの上にローソク足が乗っかった状態です。 

そういう意味でも、高値をつけて下げ始めたらまずは打診でショートを狙って行きたいところです。 

そこで、1時間足チャートが形成されるごとに気になる高値に水平線を引いて行きます。 

図では最高値をつけた 陽線 b とその次に出た 陰線 c の上ヒゲがほぼ同じレベルで並んでいるので、そこに 高値ライン A を引きます。 

このライン A は「ここを上回ったら上昇継続の可能性があるので絶対損切り」というラインになります。 

この高値を上限に、それより下に出来た高値にも水平線を引き、2つのラインで挟まれた空間をZoneととらえます。 

その後、 Zone の中に入って来たローソク足が Zone の中でどう動くのかでエントリーを検討して行くのがリオン式 Zone トレードです。 

「線」ではなく、もう少し広めの「幅」で売買戦略を組み立てて行きます。 

図3-29 の場合、高値 A をつけた後、それよりも低い位置で 高値 B をつけ、小さなダブルトップを形成。 

高値 A高値 B のラインに挟まれた価格帯高値 AB とダブルトップの中間安値 C のラインに挟まれた価格帯が今後、ショートエントリーする Zone になります。 

図の場合、その後のレンジ相場においては高値がどんどん切り下がって、一度も 高値 B を上回っていません。 

送にプチダブルトップの 中間安値 C (ネックライン) とその下に位置する 週足ミドル に挟まれた間を横ばいで推移[すいい]
추이
しています。 

そこで 高値 Bネックライン C に挟まれた価格帯を新たな Zone に設定。 

その Zone にローソク足が入って来たらショートエントリーを狙います。 

具体的には の上ヒゲ陰線 や の上ヒゲ陰線などが、 Zone を意識したショートエントリーのポイントになります。 



3-24_【FX】高値圏を Zone でとらえてチャンスを逃さない

図3-5 は日本時間の 2022年 9月 16日 朝 6時時点の ポンドオージー(GBPAUD)の日足チャートです。 

為替相場というのは行き過ぎることもあれば、届かないこともあります。 レンジの上限ラインを設定して、そこまで来たらショートと決めていても、届かないで下げるケースもあります。 

私個人の分析ですが、その比率は「届かない 2割、ほぼピッタリ 1割、超えてくる 7割」(2022年 リオン調べ) です。 

そこでレンジ相場の高値圏を線 (ライン) ではなく、幅 (Zone) として幅広くとらえて、その Zone の中で上ヒゲの長い陰線など弱いローソク足が出現したら、

とりあえず打診売りしてみることでチャンスを逃さない(図3-30)。 それが値動きを Zone でとらえる利点です。 

図3-30 : 1時間足チャートで見る天井圏のダブルトップ攻略法

もし、その Zone の上限を上に抜けたら損切りすることになりますが、下に抜けたら、そのまま利益を伸ばして行きます。 

横ばいが続くならポジションを保有したまま待機します。 

Zone の内 や 外でどういった動きをするかをあらかじめ考え、 

「こうなったらこうなりやすい。 だけど、こうならないなら危ない」 などとシミュレーションしておきます。 

レートの上昇がピークを打ってレンジ相場に移行する時は、高値をつけた後に下落したものの、一気に下がらず、ある安値ラインで下げ止まることになります。 

そのため、1時間足チャートで 象徴[しょうちょう]
상징
的な高値をつけた後は、レンジ相場入りすることを視野に、レンジ相場の下限がどこになるかの目安も見つけておきます。 



3-25_【FX】具体的な Zone 設定の方法とは?

先ほどの1時間足チャートのダブルトップ形成時の Zone 設定方法をより細部にわたって具体的に見て行きましょう (図3-31)。 

図3-31 : 頂点からの下落局面で具体的な Zone を設定する方法

ポンドオージー(GBPAUD)は 

第 1 高値 A、プチ ダブルトップの 第 2 高値 B をつけた後、一時的に 1.76 豪ドルも割り込んで下落。 

週足ミドル十字線 a の下ヒゲがタッチして下げ止まりました。 

その後、週足ミドルがサポートラインになって横ばいで推移[すいい]
추이
。 

十字線 a の下ヒゲの最先端[さいせんたん]
最も進んでいる部分や最新技術や知識
최첨단
が「どうもレンジ相場になった場合の下限ラインになりそう」ということが分かりました。 

そこで、十字線 a の下ヒゲ先端を起点に、天井圏での レンジ相場 の 安値ライン C を引きます。 

第 1 高値ライン A とこの 安値ライン C に挟まれた仮のレンジが決まりました。 

いったんレンジが決まったら、そのレンジてで推移[すいい]
추이
することを前提に高値に達したらショートを狙っていきます。 

レンジ相場の 第 1 高値ライン A安値ライン C 以外には、 

第 1 高値 A と プチダブルトップを形成した 第 2 高値ライン Bプチ ダブルトップの中間安値ライン 

(図3-29 の ライン C。 ほぼ 1.76 豪ドルのキリ番と重なっている) などを意識します。 

さらに値動きが続いてダブルトップの 第 3 高値ライン D が形成されたら、

そこにもラインを引くことで、値動きに合わせて「補助的なレンジ上限」を次々に設定して行きます。 

そして、それぞれの値幅を Zone と考えて、その上限・下限に対する値動きの反応でショートエントリーの判断を行います。 

第 3 高値ライン D から 安値ライン C までは遠いので、その間のキリ番 1.76 豪ドボルで Zone を分けても良いでしょう。 

Zone の設定は自分流でかまいません。 



3-26_【FX】5分足チャートに移行してショートエントリー

具体的ながエントリーポイントは5分足チャートを見て決めて行きます。 

図3-32 は図3-31 の 1時間足チャートの Zone やレンジの上限・下限を反映した 5分足チャートです (2022年 8月 2日 から 8月 3日)。 

図3-32 : 1時間足で設定した Zone を元に5分足でエントリーポイントを探す方法

5分足にすると、左側の高値 Aダブルトップの安値ライン C に挟まれた Zone がまず設定できます。 

この間の値幅は 約 100pips です。 

ダブルトップの高値 B と安値ラインCの Zone の値幅は 約 92pips になります。 

どの高値ライン・安値ラインの間が有効な Zone になるかはその後の値動き次第です。 

この図の場合、週足ミドル や ダブルトップの 安値 C を下限、高値ライン D や 1.76 豪ドルを上限にしたレンジ相場が続きました。 

つまり、高値ライン D と 1.76 豪ドル、1.76 豪ドル と 週足ミドル安値ライン C の間を有効 Zone ととらえ、レートが Zone の上限に達したらショートエントリーのチャンスを狙います。 

このあたりの Zone 設定と売買戦略は値動き次第で機敏に変えて行く必要があります。 

また、 Zone の上限を抜けない限り、損切りしないわけではありません。  Zone 内でショートエントリーしたものの、ローソク足の形状や値動きの勢いから見て上昇の勢いが強いと判断した場合は、素早く損切りして逃げます。 

図3-32 の場合、ショートエントリー出来るポイントには、

● いったん下落した後、安値 C と 1.76 豪ドルの Zone 上限を抜けて上ヒゲをつけた ①

● 高値 D を上限にした Zone が確定した後、ダブルトップをつけてネックライン割れした ②

● 高値 D と 1.76 豪ドルの Zone まで届かなかったものの、キリ番 1.76 豪ドルの下で大陽線の後、大陰線が出現した ③。 ちょうど 75sma を割り込んだあたりでショートエントリー

● その後、高値 D と 1.76 豪ドルの Zone に戻ったものの、上ヒゲをつけて下げた ④

などがあります。 

高値園でレンジ相場が続くと、MA が横ばいになり、やがて下げに転じ、期間の違う MA の集束が発生します。 

そうなって来ると、上昇相場が ピークをつけて 下降トレンド入りする可能性が高まるので、 

Zone トレード以上に精度の高いショートエントリーが可能になります。 



3-27_【FX】Zone からの 崩れ[くずれ]
무너지는
を狙う

さらに5分足チャートを先に進めてみましょう (図3-33)。 

図3-33 :  Zone 下限を割り込んだ後の動きからエントリーポイントを探す方法

天井圏でレンジ相場が続いた後に下落する場合、今度はレンジ下限のサポートラインを割り込むか割り込まないか攻防[こうぼう]
공방
になります。 

この図では、ダブルトップの 中間安値 C 以外に 週足ミドルが下値を支えるサポートラインとして機能していました。 

● まずは1.76 豪ドルのキリ番に跳ね[はね] 、跳ね返される 
⇒ 依頼や要求に取り合ってもらえないこと。
はね返される
返されて反転下落した高値ののポイント

● 下落後、いったん 1時間足ミドル200sma を上抜けたものの大陰線 a で集束した MA の束を割り込んだ ②のポイント

などが、レンジ相場から下降トレンドに移行する過渡期のショートエントリーのポイントになります。 

その後、週足ミドル や レンジ相場の下限ライン C といった、これまでの高値レンジ相場のサポートラインを次々に割り込んでいきます。 

そうしたサポートラインの割り込み、いったん反発して、そのサポートラインまで戻ったものの跳ね返されるリバースタッチを狙って、ショートエントリーのポイントを探しましょう。 

相場が天井圏にある時はローソク足に MA が追いついていないので、MA をトレード判断には使えません。 

その時につけた最高値やその後の高値・安値などにラインを引いて、 Zone を作ってトレード判断する以外ありませんでした。 

しかし、下落が進んでローソク足が SMA や上位足ミドル まで下がって来たら、 Zone を作るまでもなく、SMA やキリ番、上位時間足の重要なサポート や レジスタンスを頼りにしてトレード判断ができるようになります。 

図3-33 の場合、具体的には、

● 週足ミドル跳ね[はね] 、跳ね返される 
⇒ 依頼や要求に取り合ってもらえないこと。
はね返される
返された

● レンジの下限ライン C まで届かず、上ヒゲを残して下落した

さらに下落が続いて、

● 下値にあった4時間足ミドルを割り込んだ

● 4時間足ミドルに上ヒゲでリバースタッチした

●  の値動き前後で生まれた小さな Support / Resistance Line (ちょうど 1.75 豪ドルとも重なっている) に 2度にわたって跳ね[はね] 、跳ね返される 
⇒ 依頼や要求に取り合ってもらえないこと。
はね返される
返された

など、既に MA が 1か所に集束した後、大きく下方に向かって拡散している 本格的な下降トレンド の場合、狙えるポイントはたくさんあります。 



3-28_【FX】上位足ミドル間は「ミドル TO ミドル」と考える

図3-33 の一部を拡大した 図3-34 を見ると、下落が続いた ポンドオージー(GBPAUD)は、 

の地点 (8月 4日 TYO(東京)時間 朝6 時 20分頃) で日足ミドルに下ヒゲ陰線 と 陽線の 2本でタッチして上昇に転じています。 

こういった上位足ミドルでの明確な下げ止まりが起こった時は、下降トレンドがいったん休止したと考えておきます。 

この象徴[しょうちょう]
상징
的な下ヒゲ 2本で、 ポンドオージー(GBPAUD)の下げの勢いは弱まり、今後は日足ミドルを下値に、右肩下がりの 75sma や その上にある 4時間足ミドルを上値にした下降トレンドの中段保ち合い相場に入る可能性があります。 

75sma を超えて上昇に転じた の地点で、ここまで見て来た天井圏の最初の 高値 A からの Zone トレードは終了となります。 

図3-34 : リオン式「ミドルTOミドル」 の考え方と具体例

ここまでの図からも分かるように、ローソク足は週足ミドル4時間足ミドル に挟まれた空間、4時間足ミドルとその下にある日足ミドルに挟まれた空間という「ミドル TO ミドル」節目[ふしめ]
木材や竹の、節のある所。また比喩的に、物事の区切りとなる(大事な)所。
고비
にして下落を続けています。 

その過程では、各上位足ミドルにリバースタッチする動きや上位足ミドルがレジスタンスやサポートとして機能する場面が見られます。 

下降トレンド継続中は、上位足ミドルに挟まれた空間Zone としてとらえ、その中での値動きからチャンスを探って行きます。 

週足ミドル を割り込んで4時間足ミドルに達するまでが下降トレンドの 第 1ステージ、 

4時間足ミドルを割り込んで日足ミドルに向かうのが 第 2 ステージ、というようにステージを分けて考えます。 

スイングトレードで何日もポジションを持つトレードスタイルではありませんので、待てば全部獲れるのだとしても、ミドルからミドルまでを1トレードの目標に設定して、ミドル到達時のローソク足で利確を検討する。 

これが「ミドル TO ミドル」の考え方です。 

上位足のミドルにタッチした時の値動きを注意深く観察[かんさつ]
관찰
して、「ミドル から 自分とは逆方向のエントリーを狙っている人が必ずいる」ということを考えてトレードしてみてください。 



3-29_【FX】リオン式ゾソーントレードのまとめ

リオン式 Zone トレードの手順をもう一度簡単にまとめると、ショートの場合、

 1  上昇局面の最終段階でつけた最高値 や その下の 高値・安値から Zone を設定

 2   Zone 内まで上昇したらショートを検討し始める

 3   Zone を上抜けたら損切りZone を下抜けたら自分が頑張れる範囲でホールド

 4  下落が続いた場合は Zone の下限割れやリバースタッチでさらに追加ショート

 5  SMAが集束から拡散に転じて下降トレンドが本格化。 
    ローソク足の上にあるMAタッチや小さなレンジ相場の下抜けなどを目印目印 [めじるし] にショートを入れる

 6  上位足ミドルにタッチしたり割り込んだりした時は下げの雰囲気が変わる可能性が高いので注意

 7  どんな下げ相場もいつかは終わる。 下げが一定期間続いた後はリバウンド上昇警戒[けいかい]
好ましくない事が起こらないように、注意し用心すること。
경계

といったものになります。 

相場が天井を打ったところから下降トレンドへの転換を見越してショートして行くので、損切りは明確で小さめに出来て、もし天井 Zone からさらに下へ 崩れ[くずれ]
무너지는
、本格的な下降トレンドが始まれば大きな値幅を獲れます。 

「トレンドが完全に転換してから入りましょう」というのが王道なのは分かるのですが、私が目指しているのは下落当初のフレッシュな下げの勢いも獲れる「誰よりも早い順張り」です。 

勝率を上げ、狙う利幅を大きくするのなら、この方法が一番だと思います。 

 ● 利益が少しでも乗ったら、なるべくプラスマイナスゼロで撤退[てったい]
部隊が、陣地・根拠地を捨ててしりぞくこと。更に広く、今まで行っていた分野、営業していた地域から手を引くこと。
철수
できるように注意しておく
 ● 決めた Zone の上限を超えてリバウンドしてしまったら早めに損切りして [きず]
상처
を深くしない

ここが守れれば大丈夫です。 




3-30_【FX】リオン式「ヒゲハント」の 極意[ごくい]
(芸道や武道などの)最も深遠な意味・秘訣(ひけつ)。奥義(おうぎ)。
극의

上がり続ける相場を見つけたら「この高値で天井を打って、後は下げるだけの展開になるかもしれない」と少しワクワクするところから、リオン式 Zone トレードの魅力である「ヒゲハント」は始まります。 

上げ続ける相場にあえて立ち向かうわけですから、必ず「下がる示唆[しさ]
直接的に指し示すのではなく、間接的にそれと判断されるような形で(多分に断片的に)手がかりを提供すること。
제안
」を確認
してから入ります。 

そこがたとえ月足、週足レベルのレジスタンスであったとしても今回も上げ止まる、とは限らないのが相場です。 

焦らず、フライングしないで、だけど時に素早く大胆に。 

そして止まほらなかったら了瞬時に逃げる。 

そんなリオン式「ヒゲハント」の 極意[ごくい]
(芸道や武道などの)最も深遠な意味・秘訣(ひけつ)。奥義(おうぎ)。
극의
をご紹介して行きますね。 

最低でも 1時間足、基本的には4時間足、 日足、 週足チャートで ローソク足が何度も 跳ね[はね] 、跳ね返される 
⇒ 依頼や要求に取り合ってもらえないこと。
はね返される
返されている レジスタンス、キリ番
など「重要なターゲット」をあらかじめ見つけておく。 

そのターゲットに近づいただけでは決してショートしない。 

そのターゲットをいったん超えて上昇が止まったら、そこを「仮の頂点」とする。 

ターゲットだったラインと、そこを超えて出来た仮の頂点 (高値) の間Zone と見なす。 

設定した Zone の下限を割り込んだり、いったん下回った後に再び上昇して Zone に入り、そこからまた下がり始めたりしたところでショートエントリーする。 

5分足チャートで陰線が一度も出ていない状態では絶対に入らない。 仮の頂点を超えてしまったら必ず損切りする。 

仮の頂点になるローソク足は上ヒゲの長い陰線がベスト。 陽線でも上ヒゲが長ければターゲットになる。 

ただし、大陽線の場合、その高値は仮の頂点とは見なさず、5分足チャートで次の展開を観察[かんさつ]
관찰
する。 

といったことが注意点になります (図3-35)。 

慣れないうちはロット数を半分にしたり、許容できる損切り総額を超えないように、トレード本数や損切りライン、利確幅を調節したりするなど、決して無理はしないでください。 

恐らく何度かは失敗します。 何度でもトライ出来るようにロットはかなり落としてください。 

でも、このヒゲハントが合っているハンター体質の方には強い武器になります。