3-11_【FX】勝ち逃げ後にチャンス到来なら再度エントリーする
図3-10 で利益確定した陽線 c の後、再び陰線 (d) が出て下げが加速しそうだったので 30万通貨 x 3本をショートしました。
そのポイントを示した[しめした]のが、拡大図3-11 になります。
図3-11 図3-10でショートエントリーした後の拡大図

利益確定した大陽線 c の高値を陰線 d が超えないで下げたところで 1本、
次の大陰線 e の下げが加速したところでもう 1本、
この大陰線 e が2本前の 大陽線 c の始値を下回ったところで 1本になります。
既に一度は利益確定しましたが、三角保ち合い[さんかくもちあい]
株価の上昇・下落の値幅が徐々に狭まっていき、チャートの形が三角形のようになる状態下限へのリバースタッチがとてもきれいに決まっていました。
「まだ下がる可能性が高い」と感じていたので、利益確定直後に陰線が出たところで 再び ショートを入れ直した形になります。
追加の場合は特に、 トータルで見て 勝ちで終われるように注意します。
残念ですが、追加分がマイナスになってきたら、最低でもプラマイゼロになるよう、含み損[ふくみぞん]
現在所持しているFXやCFDのポジションを、市場のレートで計算した時、損失が出ている状態のことで前に得た利益が消える前に損切りしましょう。
よく利益確定目標にするのは、5分足の上位時間足にあたる 1時間足チャート上にある節目[ふしめ]
木材や竹の、節のある所。また比喩的に、物事の区切りとなる(大事な)所。
고비です。
この時の 1時間足は下の図3-12 のようになっていました。

図3-12 1時間足で重要なサポートやレジスタンスを見つける方法
エントリーポイント ① の下には、1時間足でサポートになりそうな Zone A や 1ポンド 1.75 豪ドルのキリ番がありました。 これらが下値支持帯として働いて下げ止まる可能性も高いので、 1時間足のサポート Zone の上限ラインで利益確定しました。 その後、一時的に反発しています。
最初の取引から既に「ここまでは下がるだろう」と意識していた水準まで利確ポイントを伸ばせましたので、
今度は 17.2、 13.8、 12.8 pips、 計 12万円弱の利益でした。
多少早めのであっても利益をまず 1回確保。
その方向性がまだ続くと判断できたら、もう一度入り直して、また勝ち逃げする。
1回のトレードの中でロットを分割し、 Zone で複数エントリーしたり、 時折[ときおり]
ときどき
가끔 このように、また新しくポジションを取り直したりして利益を重ねて行く。
このパターンが出来ると、一気に資金は増えて行きます。
ただ、この「追い主(おいぎょく)」、得た利益を元にさらにポジションを増やす 「ピラミッディング」 は 諸刃の剣[もろはのつるぎ]
一方では非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険もあるもののたとえなので(時に 1回目の利益が全部ながくなることもあります)、
慣れないうちはトレードは 1度だけに絞って、その1回を勝ちに持って行くことをまず目指してください。
その後、図3-11 の右側の動きでも分かるように、いったん大きく反発して 5分足チャートの 1時間足ミドルを超えているので、利確は正解でした。
EU(欧州)時間に入ると再び下げが加速して、図3-12 にもあるように、250pips 以上、急落しています。
EU(欧州)時間から NY時間にかけての値動きはかなりスビードが速い上に、短時間で方向が逆になることもあります。
「TYO(東京)時間だけ、 ポンドオージー(GBPAUD)だけ、ショートだけ」に絞っている今でも月間平均 200万円の利益を出せていますので、今はあえて居いところに無理に突っ込む必要はないかなと思っています。
1日中、トレードに縛らわれてしまったら、自由になりたくて FXを選んだのに本末転例ですから引く時はサッと引きましょう。 PCは閉じてしまいましょう。
ただ、EU(欧州)時間以降の速い動きにも今後はチャレンジしたいと思っています。 私の長所を挙げるとしたら、「餌くなき向上心」と「諦めない強さ」だと思うので。
出来るようになるまでは極力減らす。 だけど、ひとつが完璧に出来るようになったら、少しずつ、得意分野を増やして進んで行く。
監視通貨ぺアを増やしても良いですし、取引する時間や市場を増やしても、売り買い両方を狙ってもいい。
お互いに、焦らずゆっくり、でも 雄々しく[おおしく]
「雄々しく」は「男らしい」「勇ましい」という意味で、危険や困難を恐れず、いさましい様子を表します。進んで行きましよう。